理事長あいさつ
山陽学園は、明治１９年に創立した山陽英和女学校を起源とします。以来、地域の発展とともに歴史を重ね、多くの人材を世に送り出してきました。４年前、女子校の歴史を受け継いできた中学・高校が共学校へ移行したことで、山陽学園は時代を反映した総合学園へと進化しました。
時代が移り変わろうとも、学園の理念は、学校設立趣旨書に記された「男女は車輪羽翼の如し、両輪両翼平均宜しきを得て初めてその運動を便にす」が意味するように、性別、人種、障害の有無等にかかわらず誰もが十分に活躍できる社会の実現に寄与することであり、教育の中心におく「愛と奉仕」の心を普及することに変わりありません。
おかげさまで、中学・高校は、共学化による学校改革の成果が見えてまいりましたので、これを定着させより高めてまいります。大学・短大は、引き続き社会のニーズに即した教育改革に取り組むことで、グローバル社会、情報化社会に対応した人間力溢れる人材を育成してまいります。
今後とも地域とともに発展する学園であり続けたいと願っていますので、皆様のご支援とご指導を賜りますようお願い致します。